宇野、仏から帰国「言葉がない」 フリー中止より犠牲者追悼

[ 2015年11月16日 13:46 ]

フランスから帰国したフィギュアスケートの宇野昌磨(手前)ら

 パリの同時多発テロの影響で中止となったフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ、フランス杯に出場していた日本選手が16日、成田空港に帰国し、男子ショートプログラム(SP)で首位だった宇野昌磨(17、中京大中京高)は「フリーが滑れなくなったことよりも、たくさんの人が犠牲になった。言葉がない」と話した。

 選手たちは大会が開催されていたフランス南西部のボルドーから、パリを避けてローマ経由で帰国した。女子SP4位の村上佳菜子(21、中京大)は「(中止は)初めての経験で動揺もあったが、次に向けて練習したい」と神妙な面持ちで語った。

 女子の今井遥(22、新潟県連盟)も帰国。男子の村上大介(24、陽進堂)は現地から拠点の米国に直接移動した。

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