52歳清水手応え4差4位 ツアー初勝利へ意欲

[ 2015年11月7日 05:30 ]

1番ホールでティーショットを打つ清水洋一

男子ゴルフシニアツアー 富士フイルム・シニア選手権第2日

(11月6日 千葉県木更津市 ザ・カントリークラブ・ジャパン=7006ヤード、パー72)
 首位から出た室田淳(60=サメジマコーポレーション)が5バーディー、2ボギーの69で回り、2位から出て4バーディー、68で回った渡辺司(58=セガサミーHD)とともに通算8アンダー、136で首位に並んだ。1打差の3位には通算7アンダーのグレゴリー・マイヤー(54=米国)。4打差の通算4アンダー、4位に清水洋一(52=フリー)がつけた。ホストプロの青木功(73=フリー)は通算10オーバーの60位。6番でフランキー・ミノザ(55=フィリピン)がホールインワンを達成した。

 初日2位につけた清水が4バーディー、4ボギーと出入りの激しいゴルフに苦しんだが、首位と4打差の4位と好位置をキープした。27歳までサラリーマン生活を送り、34歳でプロテストに合格。トーナメントには41歳から挑戦した。2週前に今大会と同じ会場で行われたチャレンジツアーにも出場したように、レギュラーツアー挑戦に意欲的だったが、来季は日程の関係でシニアツアーに集中するという。「きょうは後半が良くなかったが、(最後の)18番のバーディーでいい気分で臨める。1つでも上にいきたい」とツアー初勝利へ力を込めた。

 ▼1位・渡辺司 実力通りならヤクルトとソフトバンクくらい。1勝4敗くらいの力の差がある。自分のやれることをやって、目指せ“棚ぼた”。棚ぼた祭り。(室田との最終日最終組対決について)

 ▼1位・室田淳 10アンダーちょっとじゃないかな。このグリーンの速さじゃ誰かがカップをオーバーしたら、おじさんたちは体が反応して(パットを)打てなくなっちゃう。(優勝スコアを予想。グリーンの速さを警戒)

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2015年11月7日のニュース