本郷自己ベスト2位発進 鈴木明子さん振り付け「不思議な世界」表現

[ 2015年11月7日 05:30 ]

表現力に磨きがかかり高得点をマークした本郷理華

フィギュアスケートGPシリーズ第3戦・中国杯 女子SP

(11月6日 中国・北京)
 19歳の本郷が大舞台で躍動した。フィンランディア杯でマークした65・75点をわずかに上回る65・79点の自己ベストで、浅田に次ぐ2位発進。

 冒頭にフリップとトーループの連続3回転に成功した。「“今のは、いい!”と思った。いい感覚でできた」と波に乗ると、終盤まで切れのある動きは衰えない。シルク・ドゥ・ソレイユの「キダム」の曲を使った今季SPは、クラブの先輩で10年バンクーバー、14年ソチ五輪代表の鈴木明子さんが振り付けた。技と技のつなぎや踊りの部分にも気を配り、本郷が目指している「不思議な世界」を表現した。昨季休養した浅田とはGPで初めて激突。「凄い上手。自分も頑張ろうと思った」。浅田と5・94点差で迎える7日のフリーでは、合計190点超えを目指す。

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2015年11月7日のニュース