錦織にアクシデント…途中棄権で苦手ガスケに6戦全敗

[ 2015年11月5日 21:47 ]

ポイントを落とし、顔をしかめる錦織圭(AP)

 男子テニスのマスターズ・パリ大会は5日、フランスのパリで行われ、世界ランキング7位で第6シードの錦織圭(25=日清食品)はシングルス3回戦で世界9位で第10シードのリシャール・ガスケ(29=フランス)と対戦したが、第1セットを6―7で落とし、第2セット1―4の場面で棄権した。

 第1セットは互いにサービスゲームをキープする展開。錦織は7度のブレークチャンスを生かせず、迎えたタイブレークで3―3から先にサービスポイントを落とし、このセットを6―7で失ってしまう。

 続く第2セットは第3ゲームで、この試合初めてのブレークポイントを握られると、バックハンドをミスしてブレークを許す。さらに第5ゲームでは30―15からミスを連発して落として1―4。コートチェンジの際にメディカルタイムアウトをとってマッサージを受け、第6ゲームに臨んだが、15―40となったところで棄権を申し入れた。

 すでに錦織は年間獲得ポイントの上位8人によるATPツアー・ファイナル(15日開幕、ロンドン)に2年連続の出場を決めている。今季のガスケはウィンブルドン選手権4強、全米オープン8強入りと好調。これで錦織はガスケに6戦全敗となった。

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