ウォリアーズ、怒とうの逆転劇!全勝対決制し開幕5連勝

[ 2015年11月5日 17:57 ]

得点を喜ぶウォリアーズのカリー(AP)

 NBAは4日に各地で10試合を行い、全勝対決となった一戦は、王者ウォリアーズが地元オークランドでクリッパーズを112―108(前半63―56)振り切って2年連続の開幕5連勝。第4Q4分4秒で10点を追う展開となったが、ハリソン・バーンズ(23)の連続10得点に続いて、ステファン・カリー(27)が3本シュート3本などで連続13点を挙げて試合をひっくり返した。

 11本中7本の3点シュートを成功させて31得点を挙げたカリーは、開幕5戦で計179得点をマーク。これは91年のマイケル・ジョーダン(ブルズ=182)以来となる量産ペースで、平均得点はリーグ1位の35・8となっている。

 クリッパーズはクリス・ポール(30)が24得点9アシスト、ブレイク・グリフィン(26)が23得点10リバウンドを稼いだものの土壇場で息切れ。30年ぶりの開幕5連勝を逃した。

 東地区ではラプターズが敵地オクラホマシティーでサンダーを103―98(前半40―39)で退けて開幕5連勝。デマー・デローザン(26)が28得点を稼いで開幕連勝のチーム記録を更新した。サンダーは開幕3連勝のあと連敗。ケビン・デュラント(27)が27得点、ラッセル・ウエストブルック(26)が22得点16アシストをマークしたが白星にはつながらなかった。

 ウィザーズは地元ワシントンDCでスパーズに102―99(前半47―51)で競り勝って3勝1敗。99―99で迎えた第4Qの残り0・3秒、この日25得点のブラドリー・ビール(22)が3点シュートを決めて劇的な勝利を飾った。スパーズは3勝2敗。このカードは昨年1月3日に勝った時点で17連勝だったが、その後は連敗となった。なおティム・ダンカン(39)の出場試合数は1336となり、ゲイリー・ペイトン(スーパーソニックスほか)を抜いて歴代10位となった。

 <その他の結果>ペイサーズ(2勝3敗)100―98セルティクス(1勝3敗)、バックス(2勝3敗)91―87 76ers(4敗)、ロケッツ(2勝3敗)119―114(延長)マジック(1勝4敗)、キャバリアーズ(4勝1敗)96―86ニックス(2勝3敗)、ホークス(5勝1敗)101―87ネッツ(5敗)、トレイルブレイザーズ(3勝2敗)108―92ジャズ(2勝2敗)、サンズ(3勝2敗)118―97キングス(1勝4敗)

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