青学大3冠消えた アンカー神野が大誤算「考えすぎてしまった」

[ 2015年11月1日 16:53 ]

全日本大学駅伝

(11月1日 愛知・熱田神宮~三重・伊勢神宮)
 青学大は出雲に続く勝利とはいかなかった。来年1月の箱根駅伝との“3冠”の夢は霧散し、原監督は「勝とうという執着心が足りなかった」と唇をかんだ。

 故障明けの神野をアンカーに据え、監督は「1分以内の差なら最後で逆転できる」と青写真を描いていた。激しいつばぜり合いを演じ、7区を終えて27秒差の2位と想定通りの展開だったが、肝心の神野が大誤算。「状態は戻ったと感じていたが、いざ走ったら思うようにはいかなかった」と一向にスピードに乗れず、フォームも乱れた。

 結局、全く見せ場のないままゴールに達し「今までにないくらい緊張した。久々のレースで絶対に下手な走りはできないと、考えすぎてしまった」と意気消沈した。

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2015年11月1日のニュース