車いすラグビー リオ切符決めた!2位以内確定で4大会連続

[ 2015年11月1日 05:30 ]

パラリンピック・リオデジャネイロ大会出場を決め、声援に応える車いすラグビー日本代表

アジア・オセアニア選手権第3日

 車いすラグビーのリオデジャネイロ・パラリンピック予選を兼ねたアジア・オセアニア選手権第3日は千葉ポートアリーナで1次リーグが行われた。日本はオーストラリアに52―56で敗れたが、ニュージーランドには54―40で勝って5勝1敗の予選2位でリオ大会出場を決めた。出場は04年アテネ大会から4大会連続で、1日の決勝は5勝1敗で直接対決の得失点差が日本を上回った1位オーストラリアと当たる。今大会には4チームが参加し、リオ大会出場権は既に権利を得ていたオーストラリアを除く最上位に与えられる。

 日本は出場権をほぼ手中にしていた中、昨年世界一のオーストラリアとの今大会2戦目に臨んだ。主力中心だった前日の1戦目とは異なり、ベンチ入りの全12人がプレーした。4点差の接戦を演じ、荻野監督は「以前はスタートの選手を下げると差がついていた。チーム全体が強化できている」と手応えを実感。第3ピリオドまで42―43と奮闘した。試合終了間際に立て続けにボールを奪われて突き放されたが、主将の池は「(選手を)試しながら接戦に持ち込めた。自信になる」と胸を張った。決勝の相手もオーストラリアだ。エース池崎は「リオへの切符を手にしてホッと一安心だが、リオに向け勝ちにいく。ここからが勝負なのでメダルを獲れるチームをつくりたい」と気を引き締めた。

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2015年11月1日のニュース