村上大“想定外”首位 GP2勝目へ「絶対、4回転を跳ぶ」

[ 2015年11月1日 05:30 ]

男子SPで首位に立った村上大 (AP)

フィギュアスケート GPシリーズ第2戦スケートカナダ第1日

(10月30日 カナダ・レスブリッジ)
 24歳にGP2勝目のチャンスが巡ってきた。昨季のNHK杯を制した村上大は、得意の4回転サルコーの着氷で大きくバランスを崩したが、基礎点が1・1倍になる演技後半に3回転ルッツ―3回転ループを決めるなど、その後は立て直した。

 「1位は想像していなかった」。85~90点を狙っているプログラムのため完全に満足していないが、「最後まで諦めないで滑れたのが良かった」と納得の表情を浮かべた。フリーはロックバンド「X JAPAN」のYOSHIKIの「Anniversary」で舞う。「チャン選手、羽生選手と争う。まだ終わりじゃない。丁寧に滑りたい。絶対、4回転を跳ぶことが大事」と気合を入れた。

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2015年11月1日のニュース