サンダー 再延長の激戦制し2戦2勝、王者ウォリアーズも連勝

[ 2015年10月31日 17:36 ]

大活躍を見せたサンダーのデュラント(左)とウエストブルック(AP)

 NBAは開幕4日目となった30日に12試合を行い、サンダーは敵地オーランド(フロリダ州)で再延長の末に139―136(前半53―67、延長9―9、再延長13―10)でマジックを振り切って2戦2勝。マジックは2敗となった。昨季の得点王、ラッセル・ウエストブルック(26)は48分出場して48得点11リバウンド8アシストをマーク。13年シーズンを含め過去4回得点王となっているケビン・デュラント(27)も54分で43得点12リバウンドをマークするなど二枚看板が全力を出し切って勝利を収めた。

 試合は3Qまで18点をリードされてサンダーは敗色濃厚。しかし第4Q(42―24)に猛追し、残り13・5秒にデュラントの3点シュートが決まって114―114となった。

 ところがマジックは残り3・9秒、この日21得点13リバウンド10アシストでトリプルダブルを達成したビクター・オラディーポ(23)が3点シュートを入れ返して再度リード。試合は決まったかと思われたが、残り0・7秒にウエストブルックがハーフラインを少し越えたあたりから12メートルの“超ロング3P”をねじこんで延長に引きずり込んだ。

 その延長でオラディーポがブザービーターによる3点シュートを成功させて試合は再延長に突入。サンダーは苦しみながらもその最後の5分間を13―10で制して白星をもぎとった。

 一方、王者ウォリアーズは敵地ヒューストンでロケッツを112―92(前半57―44)で退けて2戦2勝。ロケッツは2敗となった。開幕戦のペリカンズ戦で40得点をマークしたウォリアーズのステファン・カリー(27)は25得点をマークして勝利に貢献。ピストンズは延長の末にブルズを98―94(前半35―39)で下して8年ぶりの開幕3連勝を飾り、ブルズは3戦目で初黒星を喫した。

 <その他の結果>ジャズ(1勝1敗)99―71 76ers(2敗)、キャバリアーズ(2勝1敗)102―92ヒート(1勝1敗)、ラプターズ(2勝)113―103セルティクス(1勝1敗)、ウィザーズ(2勝)118―113バックス(2敗)、ホークス(2勝1敗)97―94ホーネッツ(2敗)、スパーズ(1勝1敗)102―75ネッツ(2敗)、ティンバーウルブス(2勝)95―78ナゲッツ(1勝1敗)、キングス(1勝1敗)132―114レイカーズ(2敗)、サンズ(1勝1敗)110―92トレイルブレイザーズ(1勝1敗)

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