羽生 まさかのSP6位 今季GP初戦 村上が首位発進

[ 2015年10月31日 10:20 ]

まさかのSP6位と出遅れた羽生結弦(AP)

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケートカナダは30日(日本時間31日)、カナダのレスブリッジの会場で行われ、男子ショートプログラム(SP)に今季のGP初戦を迎えたソチ冬季五輪金メダリスト・羽生結弦(20=ANA)が登場。まさかの6位スタートとなった。

 14、15日のオータム・クラシックで優勝し、初のGPファイナル3連覇へ弾みをつけた羽生だったが、技術点が28・43と振るわず、73・25点で苦しいシーズンの幕開けとなった。後半に予定した4回転ジャンプが2回転と判定されるなど、2つのジャンプで「得点0」となったのが響いた。

 村上大介(24=陽進堂)が80・88点で、地元カナダの元世界王者、パトリック・チャンを抜いてトップに立った。休養から復帰したチャンは80・81点で2位。

 日本勢は2番目に滑走したGP初出場の川原星(19=福岡大)は67・36点で9位だった。

続きを表示

この記事のフォト

2015年10月31日のニュース