女子63キロ級の田代 海外個別合宿で甘さ痛感「次に生かす」

[ 2015年10月31日 05:30 ]

スロベニアから帰国した田代

 柔道女子63キロ級の田代未来(21=コマツ)がスロベニアでの海外個別合宿を終えて成田空港着の航空機で帰国した。

 約1週間滞在したスロベニアでは、今年の世界選手権を制したティナ・トルステニャク(スロベニア)と練習を重ね「練習量もトレーニングもまだまだ甘かった」と痛感した。朝6時から始まる1日3部練習や10分、20分の長時間乱取りなど「道場に行きたくない」と思うほどハードなメニューを消化。選手は指導者の前では直立不動で雰囲気は厳格そのものだったという。世界選手権で2年連続銅メダルの田代はリオ五輪代表の有力候補。「これを次に生かさないと意味はない」と一皮むけるべく練習にいそしむ。

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2015年10月31日のニュース