白鵬、九州場所出場は来週の出稽古後に判断 11・8初日

[ 2015年10月28日 05:30 ]

福岡市役所を訪問した白鵬(中央)

 大相撲の秋場所で左膝を負傷して途中休場した横綱・白鵬が、九州場所(11月8日初日、福岡国際センター)に出場するか否かについて来週月曜日から4日間行う予定の出稽古後に判断する方針を示した。

 福岡県庁と福岡市役所を訪れた後に行われた会見で「来週月曜日から出稽古をするので、そこで休むか休まないか決める。土俵の中で関取衆と組まないとまだ分からない」と話した。

 市役所を訪問した際には中園政直副市長らの前で「痛みはなくなりました。九州場所は大丈夫かなと思います」と出場を“プチ約束”。横綱在位50場所の節目でもあるため、出場への意欲は「もちろんある。休場してる場合じゃない」と正直に吐露した。それでも「出る限りは千秋楽まで引っ張って笑顔で終わりたい。それが横綱の責任」と万全の状態に仕上がらなかった場合には休場の可能性も示唆するなど慎重な姿勢は崩さなかった。

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2015年10月28日のニュース