長谷川が練習で負傷、出場厳しく…世界体操V目指す日本男子

[ 2015年10月22日 06:24 ]

 体操の世界選手権で37年ぶりの団体総合制覇を目指す日本男子が開幕2日前の21日、英国のグラスゴーの試合会場で初練習し、初代表の長谷川智将(日体大)が股関節痛を悪化させて車いすで途中退場するアクシデントがあった。水鳥寿思監督は「見た限りではなかなか厳しい状況」と欠場の可能性を示唆した。チームには補欠の早坂尚人(順大)が同行している。

 個人総合で6連覇が懸かる内村航平(コナミスポーツク)は跳馬で大技の「リ・シャオペン」に成功したが、平行棒や鉄棒、床運動で珍しくミスが出た。左足首痛で出遅れていた加藤凌平(順大)は平行棒や鉄棒で着地を止め、出場のめどが立った。白井健三(日体大)は好調だった。

 25日の予選と同様に7連覇を狙うライバル中国が同じ班で演技し、高難度の演技構成で強さを印象付けた。(共同)

続きを表示

2015年10月22日のニュース