１５歳・池田、大会史上最年少で予選突破も「詰めが甘い」

見事に予選通過を果たしたスーパー中学生・池田

男子ゴルフツアー　日本オープン第２日

（10月16日 兵庫県神戸市　六甲国際ゴルフ倶楽部・東コース＝７３９４ヤード、パー７２）
　小平同様、１５歳の池田も歴史をつくった。一時、通算４アンダーまでスコアを伸ばしながら、後半に崩れ、最終的には通算２オーバー。「詰めが甘い。流れが悪くなってから、それを止められるような選手にならないといけない」と反省ばかりが口を突いて出たが、岡崎錬の持つ１５歳３３０日を更新する１５歳８０日の大会史上最年少で予選を突破した。

　ゴルフが決して盛んではない長崎県佐世保市出身。身長１メートル６３と小柄ながら、小３まで励んだ水泳のおかげで筋肉が盛り上がった立派な上半身を持つ。思い切りのいいスイングで１Ｗの平均飛距離２９０ヤードと魅力たっぷりだ。「１からのスタートと思って、また気持ちを切り替えたい」。初挑戦で実現した日本最高峰トーナメントでの決勝ラウンド。持ち味を発揮して上位を目指す。