リーチ「英語力が勝因」 新主将は主審と良好な関係を築ける人材を

[ 2015年10月14日 05:30 ]

会見でラグビーファンに感謝の意を伝えるリーチ主将

ラグビー日本代表帰国

(10月13日)
 日本代表のリーチ主将は次期代表キャプテンの条件として、英会話能力が必須であるとの考えを示した。

 19年大会を30歳で迎えるリーチは主将続投に「新しい監督が決めること」としたが、新しく選ぶ場合は英会話能力を求めた。南アフリカ戦とサモア戦では主審と良好な関係を築き、スクラムや密集で相手が反則を取られやすい状況をつくった。「英語をしゃべれないと苦労する。勝った要因でもある」と言い切った。

 もちろん、ただ英会話ができるというだけでは足りない。主審も人間である以上、感情があり、「リスペクトすることが大事」だと言う。相手の反則をアピールしすぎたり、テレビカメラが向けられている状況で主審に話しかけることは「機嫌が悪くなる。全然笛を吹いてくれなくなる」として、リーチ自身、試合中も心掛けていたという。

 今回の日本代表の外国生まれではない日本人選手の中では「堀江さんが一番英語ができる」とリーチ。続投か、堀江か、あるいは合宿で英会話教室開催か。ヘッドコーチとともに、重要な人選となりそうだ。

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2015年10月14日のニュース