「団体金しか見ていない」内村ら世界体操へ出発、37年ぶり頂点意欲

[ 2015年10月13日 10:58 ]

笑顔でフランスへ出発する体操男子の内村航平(右)と白井健三

 体操の世界選手権(23日開幕・英グラスゴー)に出場する日本男子代表が13日、羽田空港から事前合宿地のフランスへ出発した。来年のリオデジャネイロ五輪予選を兼ねる大会で、個人総合6連覇が懸かるエースの内村航平(コナミスポーツク)は「団体総合の金メダルしか見ていない」と話し、37年ぶりの頂点を最大の目標に掲げた。

 昨年は6連覇した中国に0・100点差で敗れ、4大会連続の2位に終わった。白井健三(日体大)は「思い通りの練習ができた。日本でやり残したことはない」と雪辱へ意欲満々だった。

 左足首の故障で調整が遅れている加藤凌平(順大)は「(今月初旬の)合宿では30パーセントだったが、今は60~70パーセント出られるかな」と自信を示したが、寮にパスポートを忘れて成田空港発の別便に変更となり、苦笑いでチームメートを見送った。

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