地元イングランド悪夢の1次L敗退…史上初ホストが8強逃す

[ 2015年10月5日 05:30 ]

<イングランド・オーストラリア>オーストラリアに敗れ、決勝トーナメント進出を逃したイングランド(AP)

ラグビーW杯イングランド大会1次リーグA組 イングランド13―33オーストラリア 

(10月3日 ロンドン)
 ラグビーの母国が地元で屈辱にまみれた。A組のイングランドは聖地トゥイッケナムでオーストラリアに13―33と敗れて2敗目を喫し、8度目のW杯で初の1次リーグ敗退が決定。大会ホスト協会が8強へ進めないのも史上初の失態となった。「全ての責任は私にある」。ランカスター監督は去就について聞かれ、「もちろん考えている」と答えた。

 後がない一戦で自慢の強力FWを前面に押し出したが、密集でオーストラリアのフーパーとポーコックに何度もボールを奪われた。7点差まで追い上げた後半31分には24歳のSOファレルが痛恨のシンビンで退場。24人がW杯初出場という経験不足を露呈し、懸命に声援を送っていた8万人超の観客も沈黙した。フランカーのロブショー主将は「ファンや国民に謝罪したい」とうなだれた。

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2015年10月5日のニュース