山田、華麗ターンで初トライ!途中退場も米国戦は出場OK

[ 2015年10月5日 05:30 ]

<日本・サモア>前半終了間際、トライを決める山田

ラグビーW杯イングランド大会1次リーグB組 日本26―5サモア

(10月3日 ミルトンキーンズ)
 ジダンばりの「マルセイユルーレット」でW杯初トライを奪った。前半終了間際に、相手のドロップアウトから13度の連続攻撃で前進し、プロップ畠山のラストパスを受けたWTB山田がA・ツイランギに当たるやいなや、体を左に回転。「外で勝負すれば押し出される。上にヒットしてくる姿勢が見えたので、自然に体の回転ができた」と体重111キロの巨漢対面を華麗にかわし、インゴール右隅へダイブ。「スローモーションに感じた」とド派手なトライシーンは脳裏に深く刻まれた。

 後半15分に逆ヘッドのタックルで脳振とうを起こし、担架で運ばれ交代。「(意識が戻るまで)一瞬だったが、後から聞いたら時間がかかったということだった」と話した。ワールドラグビーが定める7日間の復帰プログラムをこなす必要はあるが、米国戦の出場も可能となった。

続きを表示

2015年10月5日のニュース