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メダル獲得へ初の“国民参加型”選手強化 VISAカード使って…

選手強化支援の寄付プログラムの記者会見に出席した室伏(右)と渡部

 日本オリンピック委員会(JOC)は29日、都内で会見し、五輪公式スポンサーである大手クレジットカード会社「VISA」の協力を得て国民参加型の新強化支援・寄付プログラムを実施すると発表した。VISAカード保有者のポイントがクリックによって現金化され強化費となる仕組み。16年リオデジャネイロ五輪の実施競技団体に分配されるが、その先の20年東京五輪までも見据えている。

 クリック一つがメダルに変わるかもしれない。アスリートを代表して会見に出席した04年アテネ五輪ハンマー投げ金メダリストの室伏広治(40)は新たなプログラムの発表に「強化費が十分でない競技もある。リオで一人でも多くメダルが獲れるように支援をお願いしたい」と訴えた。

 寄付は1000円からで行われ、この日から来年8月末まで実施される。VISAカードの会員がカード利用でたまったポイントを使い、カード発行会社のサイトで申し込むと、カード会社はポイントを現金化してJOCの口座に振り込む。JOCは集まった寄付をリオ五輪に参加する28競技団体へと分配する。VISAカードは全国に1億2000万枚存在。システムが浸透すれば大きな額となる。

 室伏も普段からクレジットカードを使用するという。だが「ためたポイントが期限を迎えて消えてしまうことがたびたびある」とポイントが水の泡となることがあった。それだけに「消える前に寄付をして、多くのアスリートや若い世代に行き渡るようにしたい」と言い、ポイント失効前に支援プログラムへの参加を呼び掛けるメールをカード利用者に通知する独自案を披露した。

 アスリート強化に全国民が参加できる史上初の取り組みは、リオ五輪から始まり、20年東京五輪まで見据えている。5年後に採用される可能性のあるサーフィン、スポーツクライミング、空手などの種目は現在のところ強化費が十分とはいえない。ポイントを自分のために使うか、選手に寄付するか…。カード会員は悩むところではあるが、今回の試みは夢舞台で表彰台に立つ選手を後押しするチャンスとなる。

[ 2015年9月30日 05:30 ]

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