男子バレー五輪切符おあずけ アルゼンチンに完敗

[ 2015年9月22日 05:30 ]

<日本・アルゼンチン>第3セット、レシーブを失敗する永野(中央)

バレーボールW杯男子大会第9日

(9月21日 東京・国立代々木競技場ほか)
 世界ランキング20位の日本は同7位のアルゼンチンに0―3のストレートで敗れ、5勝4敗となった。日本の3位以下が決定し、2位までに与えられる16年リオデジャネイロ五輪出場権獲得はならなかった。来年5月に行われるアジア最終予選を兼ねた世界最終予選(東京)で、リオ切符を狙う。

 日本は格上を相手に競り合ったものの、ストレート負けを喫した。強弱のあるサーブで守備を揺さぶられ、序盤からリードを許す展開を強いられた。「自分のレセプション(サーブレシーブ)が安定せず、連続得点を取られた」と柳田は反省の弁。第1セットでエース石川のバックアタックがブロックにつかまったことも日本の攻撃を単調にした。石川は「相手のブロックが良いことは分かっていたが、全然ダメだった。力が足りなかった」とチーム最多の19得点にも笑顔はなかった。3位以下が確定し、今大会での五輪切符を逃した。それでも5勝4敗は開幕前の低評価をはね返す踏ん張りも見せている。石川は「自信とか得られるものがあるのでそれを求めていきたい」と石川は22日のポーランド戦、23日のロシア戦に切り替えた。

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2015年9月22日のニュース