日本男子、ベネズエラ下し5勝目 激闘制しストレート勝ち

[ 2015年9月17日 21:15 ]

<日本・ベネズエラ>第1セット、スパイクを放つ石川

 リオデジャネイロ五輪出場権を懸けたバレーボールのワールドカップ(W杯)男子大会は17日、大阪市中央体育館などで行われ、世界ランク20位の日本は同27位のベネズエラと対戦。33―31、26―24、25―19で勝ち、通算成績を5勝2敗とした。

 第1セットは日本のサーブミスが目立ち、シーソーゲームの展開。先に23―24とセットポイントを握られながらも、ここ一番でエース清水がスパイクを決めるなど何度もピンチをしのぎ、33―31で先取した。

 第2セットも接戦となり、22―24と先にセットポイントを握られた。だが「NEXT4」柳田のサーブで流れを呼び込むと、怒とうの4連続ポイントで逆転し、このセットを奪い取った。

 勢いに乗る日本は第3セット、接戦の中で粘るベネズエラを徐々に引き離していく。18―17から4連続ポイントを奪うと、そのまま押し切って25―19。今大会5勝目をマークした。

 日本は18日、世界ランク11位のイランと対戦する。

 ここまで全勝の米国はイランを3―1で、ポーランドも3―0でエジプトに快勝しともに通算成績を7勝0敗とした。ロシアは3―0でカナダを破り、同じく3―0でチュニジアを下したイタリアとともに1敗をキープ(6勝)した。

 ▽リオデジャネイロ五輪への道 女子と同様出場枠は12で、開催国のブラジルは決定している。W杯上位2チームが出場権を獲得。アジア、アフリカ、欧州、南米、北中米の各大陸予選の優勝国、16年5月の世界最終予選(東京体育館)で4カ国が決まる。アジア大陸予選は世界最終予選と兼ねて開催される。

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2015年9月17日のニュース