米大学アメフト選手 同性愛者であることを公表「肩の荷が下りた」

[ 2015年9月16日 16:55 ]

ネット越しのフットボール (AP)

 プリンストン大の3年生オフェンスラインマン(OL)、メイソン・ダロウは自身が同性愛者であることを公表した。米複数メディアが15日に報じた。

 長い間、偽りの自分を演じることに疲れていたというダロウはチームメートやコーチにすべてを伝え、「肩の荷が下りた。自分が同性愛者であることを公表したことは、これまでの人生で最高の決断」と晴れやかな表情を見せていた。

 「同性愛者でもレベルの高い1部校でプレーできることを証明したい」。そう意気込むダロウを監督をはじめ、周囲もサポートする姿勢を見せている。

 身長1メートル95、体重129キロの巨漢OL、ダロウは19日に行われるラファイエット大との開幕戦で先発出場する予定だ。

 同性愛者のアメフト選手は14年のNFLドラフトでミズーリ大からラムズに指名され、現在はCFL(カナダのプロリーグ)でプレーするディフェンスラインマン、マイケル・サムの例があるが、同選手はNFL史上初のオープンリー・ゲイ(同性愛者であることを公表する)選手として話題となった。

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