日本 2敗目…ロンドン銅イタリアに格の違い見せつけられる

[ 2015年9月14日 05:30 ]

<日本・イタリア>第1セット、ブロックを破られる鈴木(5)ら

 バレーボールのワールドカップ男子大会第5日は13日、広島県立総合体育館ほかで行われ、日本はロンドン五輪銅メダルのイタリアに0―3で完敗し、2敗目(3勝)を喫して勝ち点8で6位に後退した。イタリアは4勝1敗で4位。日本はミスが多く、相手の高いブロックと巧みなサーブに苦しんだ。柳田(サントリー)の強打も及ばず21―25、20―25、15―25で屈した。米国はエジプトを下し、5連勝で勝ち点を15として首位を守った。昨年の世界選手権王者ポーランドは無敗の14で2位。ロシアが12で3位につける。日本は16日、大阪市中央体育館でチュニジアと戦う。

 日本が今大会初のストレート負け。世界と戦うために磨いてきた守備でもサーブでも格の違いを見せつけられた。高いブロックに苦しみ、9点を奪われた。ブロックの間を打っても、レシーバーに拾われて反撃された。6得点に終わった石川は「ブロックでも仕掛けてきて、ディグ(スパイクレシーブ)も凄く拾ってくる。自分たちより上だった」と脱帽。南部監督は「見直しと強化。力をつけなければ」と決意を新たにした。

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2015年9月14日のニュース