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五輪エンブレム撤回…新国立に続き、また無駄金 被害数億円か

都庁に貼られた東京五輪エンブレムのポスターが職員の手ではがされる

 2020年東京五輪・パラリンピック大会の組織委員会は1日、ベルギーのリエージュ劇場のロゴに似ているなど、さまざまな盗用疑惑が取りざたされていた佐野研二郎氏(43)デザインの大会エンブレムを撤回することを決めた。この日午前、佐野氏から取り下げの申し入れがあり受諾した。会見では組織委の武藤敏郎事務総長が「申し訳ない」と釈明。新国立競技場の白紙撤回に続き多額の捨て金が生じることになり国際社会での日本の五輪イメージが地に落ちる事態となった。

 混迷で生じたのはまたしても巨額の捨て金だ。都は4600万円かけてエンブレム入りのグッズやポスターを用意。7月24日に都庁舎前の都民広場で組織委と都が開いたエンブレム発表のイベントの費用は、都が最大で7000万円を支出することになっている。これらの経費をどこが負担するのかも今後、議論される見通しだ。

 組織委は選考にかかった費用について「審査会の場所代と東京都の規定に準じた日当を(8人の)審査員に渡しただけ。損失計算をまだしていない」と述べ、佐野氏にはデザイン報酬の100万円を支払わないことを明らかにした。

 経済アナリストの森永卓郎氏は「今の段階だと被害額は数億円だろう。施設が完成し、ポスターやグッズが出来上がった段階だと数百億円の被害が出た可能性がある」と指摘。都内の男性会社員(29)は「“パクった”という疑惑が出ている時点で五輪にはふさわしくなく、日本の恥になる」と話した。

 新国立競技場の整備計画も白紙撤回までに62億円が投じられており、批判が集中。いずれも責任の所在は不明瞭のままで、国民の不信感は募るばかり。ネット上には「何もかもグダグダだ」という意見が相次いだ。

[ 2015年9月2日 05:30 ]

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