松山 巻き返し14位浮上、後半猛チャージ「ほぼミスなし」

[ 2015年8月31日 05:30 ]

通算5アンダーで14位に浮上した松山英樹。12番でバンカーショットを放つ

USPGAツアー バークレイズ第3日

(8月29日 米ニュージャージー州エジソン プレインフィールドCC=7012ヤード、パー70)
 24位から出た松山英樹(23=LEXUS)は7バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの67で回り、通算5アンダーで首位と6打差の14位に浮上した。64位スタートの石川遼(23=CASIO)は5バーディー、3ボギーの68で回り、通算イーブンパーの46位に上がった。全米プロ選手権覇者のジェーソン・デー(27=オーストラリア)とベ・サンムン(29=韓国)が通算11アンダーで首位に並んだ。

 アウトとインで別人のようなゴルフだった。松山は3番パー3で1打目を池に入れてダブルボギーとするなど、8番までにスコアを3つ落とした。しかし「気持ちが悪い方にいっているわけでもない。とりあえずゼロに戻そう」と切り替え、その後6つのバーディーを奪って67と巻き返した。

 9番はピン80センチにぴたり。10番も6メートルのパットを沈めて連続バーディー。すると12番、15番、16番もしっかり伸ばした。1オンを狙った18番は花道からの2打目をピンそばにつけ喝采を浴びた。

 「9、10番を取れたことで後半はほぼミスなしでいけた。何が良くなっているわけではないけど、スコアが良くなったのは良かった」。首位とは6打差だが優勝を諦めていない。「前半で良いプレーをしないとチャンスはない。前半良いプレーができるように準備をしたい」と語気を強めた。

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2015年8月31日のニュース