美宇に立ちはだかる もう1つの難敵「他の人の倍ある」

[ 2015年8月18日 11:03 ]

ブルガリア・オープンへ抱負を語る卓球平野美宇

 卓球女子の平野美宇(15=エリートアカデミー)が18日、成田発の航空機でブルガリア・オープンに向けて出発した。9月発表の世界ランキングで16年リオデジャネイロ五輪の代表が決まる。

 日本人上位2人がシングルス代表、3人目が団体要員となることが濃厚。平野は現在日本人5番手。「五輪は4年に一度。1回のチャンスを大事にしたい気持ち。意識しすぎても力が入ってしまうし、やるべきことをやれば結果はついてくると思うので、頑張りたい」。

 最後まで上位を猛追する構えだ。ただ、平野にはもう1つの難敵が立ちはだかる。「他の人の倍ある」という大量の夏休みの宿題だ。年間を通して海外遠征のため、2倍の量が科されたという。卓球と宿題の“2つの敵”の攻略を目指す。

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2015年8月18日のニュース