吉田沙保里、世界選手権V13へ自信「順調に来ている」

[ 2015年8月14日 19:22 ]

世界選手権に向け練習する吉田沙保里

 レスリングの世界選手権(9月7~12日・米ラスベガス)に出場する女子日本代表が14日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで強化合宿を公開し、五輪3連覇の53キロ級の吉田沙保里、58キロ級の伊調馨(ともにALSOK)らがスパーリングなどを精力的にこなした。

 同選手権で3位以内に入れば、来年のリオデジャネイロ五輪代表が確実となる。吉田は「順調に来ている。リオにつながる大事な試合。優勝しか頭にない」と13連覇へ自信をみなぎらせた。

 10度目の頂点を目指す伊調は「一人でも多くの相手と闘って、自分のレスリングをやりたい」と内容を重視する姿勢だ。

 21歳の成長株で、世界3連覇を目指す48キロ級の登坂絵莉(至学館大)は左手首や腰に不安を抱えるが「思い切ってやるだけ。とにかく結果にこだわる」と気合を入れた。

 日本レスリング協会の栄和人強化本部長は、女子8階級中5階級での金メダル獲得を目標に掲げた。

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2015年8月14日のニュース