阿部一二三、オール一本勝ちで連覇!東京五輪「絶対に優勝」

[ 2015年8月10日 05:30 ]

男子66キロ級で2連覇を果たした神港学園・阿部一二三

 全国高校総体(インターハイ)第13日は9日、奈良県の天理大杣之内第1体育館などで9競技が行われ、柔道男子の66キロ級は阿部一二三(18=兵庫・神港学園3年)が全て一本勝ちで2連覇を達成した。団体は国士舘(東京)が2年連続13度目の高校日本一に輝いた。サッカー男子決勝は東福岡が1―1からのPK戦を6―5で制して市船橋(千葉)を破り、2年連続3度目の頂点。女子は日ノ本学園(兵庫)が0―0からPK戦5―4で大商学園(大阪)を下し、4年連続4度目の優勝を果たした。

 “東京五輪のホープ”阿部が2連覇だ。昨年の講道館杯、グランドスラム東京大会で優勝した大器。この日は18歳の誕生日。「負けたら最悪」という「重圧があった」と言うが、「しっかり組んでしっかり技をかけることに気をつけた。優勝できてうれしい」と安どの笑みを浮かべた。6試合全て2分以内で、2年連続でオール一本勝ち。試合後は阿部は来春から日体大進学を表明。リオデジャネイロ五輪も狙える逸材は「日体大に決めました。東京五輪に絶対に出て絶対に優勝したい。新しい環境で頑張りたい」と意気込んだ。

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2015年8月10日のニュース