セリーナ シャラポワ撃破!4大大会4連勝王手に「興奮」

[ 2015年7月10日 05:30 ]

準決勝に勝利し、優勝に王手をかけたS・ウィリアムズ(AP)

ウィンブルドン選手権第10日

(7月9日 英ロンドン・オールイングランド・クラブ)
 女子シングルス準決勝で昨年の全米オープンから4大大会4連勝に挑む第1シードのセリーナ・ウィリアムズ(米国)は第4シードのマリア・シャラポワ(ロシア)を6―2、6―4で破り、3年ぶりに決勝に進んだ。第20シードのガルビネ・ムグルサ(スペイン)は第13シード、アグニエシュカ・ラドワンスカ(ポーランド)に勝ち、スペイン女子では96年のアランチャ・サンチェス以来19年ぶりの決勝進出を果たした。8日の第9日は男子シングルスでは2連覇を目指すノバク・ジョコビッチ(セルビア)、第21シードのリシャール・ガスケ(フランス)らが4強入りした。

 S・ウィリアムズは最初から全開だった。力と力のぶつかり合いを制して3年ぶりの決勝進出を決め「本当に興奮している。どんどん調子は良くなっている」とご機嫌。第1セットはシャラポワが3度もダブルフォールトをしたのに乗じてブレークし、流れに乗った。「シャラポワもいいプレーをしていたし、ギアを上げたから私も上げた」と、第2セットも相手サーブの第5ゲームを奪って押し切った。自身は13本のサービスエースを叩き込み、相手にはブレークポイントすら与えず完勝。5歳下の実力者を圧倒し、最高の形で決勝へ進出した。33歳の世界ランキング1位が2度目の4大大会4連勝にあと1勝と迫った。

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2015年7月10日のニュース