ジョコビッチ 全英7年連続8強入り!2日がかりの激闘制す

[ 2015年7月8日 05:30 ]

ウィンブルドン選手権、激闘を制し8強入りしたジョコビッチ(AP)

ウィンブルドン選手権第8日

(7月7日 英ロンドン・オールイングランド・クラブ)
 日没で6日から持ち越しとなっていた男子シングルス4回戦で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第14シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)を6―7、6―7、6―1、6―4、7―5で退け、7年連続で準々決勝に進んだ。女子シングルス準々決勝では第4シードのマリア・シャラポワ(ロシア)、ガルビネ・ムグルサ(スペイン)が勝利。また6日の男子シングルスでは第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)、第3シードのアンディ・マリー(英国)が順当に8強入りした。

 2セットを連取され、窮地に立たされたジョコビッチが土壇場で王者の勝負強さを発揮した。日没順延を挟んで4時間近い激闘でアンダーソンを振り切ると、両腕を突き上げて大きく息をついた。4大大会では25大会連続の8強入り。「ウィンブルドンで最も困難な試合の一つだった」と胸をなで下ろした。今季は全仏で4大大会全制覇の夢を持ち越し、聖地はショックを乗り越えて再出発を期す舞台。「この苦しんだ勝利を力に変えたい」と笑顔で誓った。

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2015年7月8日のニュース