初出場の守屋、粘り見せるも流れに乗れずストレートで初戦敗退

[ 2015年6月30日 05:30 ]

リターンする守屋

テニス ウィンブルドン選手権第1日 チリッチ6―3、6―2、7―6守屋

(6月29日 英ロンドン・オールイングランド・クラブ)
 4大大会第3戦が開幕し予選勝ち上がりの守屋宏紀(北日本物産)は第9シードのマリン・チリッチ(クロアチア)にストレート負けし、30歳の添田豪(GODAITC)は第17シードのジョン・イスナー(米国)に敗れた。女子シングルスは第1シードのセリーナ・ウィリアムズ(米国)が1回戦を突破した。

 ウィンブルドン初出場を果たした24歳の守屋は3度目の4大大会で初勝利をつかめなかった。

 「自分らしいテニスができればチャンスはある」と挑んだが、昨年の全米オープン覇者、チリッチに強打で押し切られた。強烈なサーブで主導権を奪われ、第1セットからほぼ一方的な展開。第3セットはタイブレークに持ち込む粘りを見せたが、力尽きた。

 憧れの聖地で「気負わずに集中して戦い、1勝したい」と思い描いた夢は持ち越した。

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2015年6月30日のニュース