遼 耐えた!終盤3バーディーで6差 全英切符へ闘志

[ 2015年6月27日 05:30 ]

第1ラウンド、2番でラインを読む石川遼。2アンダーで51位

USPGAツアートラベラーズ選手権第1日

(6月25日 米コネティカット州クロムウェル・TPCリバーハイランド=6841ヤード、パー70)
 石川遼(23=CASIO)は4バーディー、2ボギーの68で首位と6打差の51位となった。9バーディー、1ボギーの62をマークしたバッバ・ワトソン(36=米国)が単独首位に立った。松山英樹(23=LEXUS)は出場していない。

 石川は終盤の3バーディーで持ち直した。「なかなか流れは良くなかった。最低限のプレー。悪くともこのぐらいのスコアで回らないと」となんとか及第点をつけた。

 13番パー5で池につかまりボギー。しかし14番で「自信を持って打てた」という15メートルのバーディーパットを決めて流れを変えた。15、18番はショットでつくったチャンスを生かし2アンダーとした。6841ヤードと米ツアーでは短いコースで4バーディー。「尻上がりにショットが良くなってきた」と前向きに語った。

 予選落ちしたものの、前週は全米オープンに出た。今週と来週の試合は12位以内に入った選手のうち出場権を持たない4人に7月の全英オープンの切符が手に入る。メジャー出場に闘志を燃やす石川は「予選を通過できるように集中して組み立てていきたい」と足元を見つめた。

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2015年6月27日のニュース