桐生 右太腿裏の肉離れ回復せず 26日開幕日本選手権欠場

[ 2015年6月20日 05:30 ]

26日開幕の日本選手権を欠場する桐生は、世界選手権の代表い入りが絶望的になった

 陸上男子100メートルで日本人初の9秒台突入が期待される桐生祥秀(東洋大)が日本選手権(26~28日、新潟市)を欠場することが分かった。5月末に負った右太腿裏の肉離れが回復せず、東洋大の土江寛裕コーチが「出ることはない」と明言したもの。

 日本陸連が定めた世界選手権(8月、北京)代表選考基準では日本選手権の出場者から選ぶことになっており、桐生の代表入りは絶望的となった。桐生は100メートルと200メートルにエントリーしていた。現在は軽いジョギングを始めた程度で、土江コーチは今後について「(復帰の)時期を決めてやるべきではない。慎重に判断してやっていく」と話した。

続きを表示

2015年6月20日のニュース