ハンド代表 喫煙処分は読書感想文 8選手に8冊分提出義務

[ 2015年6月17日 05:30 ]

 日本ハンドボール協会は16日、喫煙ルールを破った男子日本代表8選手に更生を促す読書感想文を科していることを明かした。8選手は4月の合宿中に禁煙の宿泊施設で喫煙。この日、都内で行われた会見では8選手や協会役員らへの厳重注意処分が正式発表された。

 選手は5月上旬から更生強化プログラムを受講中で、禁煙外来の受診や喫煙リスクの学習のほか、8冊の読書感想文の提出も義務づけられているという。

 強化委員会が選んだタイトルは「東日本大震災 心をつなぐニュース」という池上彰氏の著書や「なぜ若者たちは笑顔で飛び立っていったのか」という特攻隊員のノンフィクション、「日本のこころの教育」「思考は現実化する」など多岐にわたる。代表再合流についてはプログラムの達成度合いを勘案し、23日から始まる次回の合宿前に検討されるという。川上憲太強化本部長代行は「心と覚悟が固まればより強くなれる。あとは結果を見て評価していただく」と語ったが、夏休みの子供の宿題のようなプログラムの効果はいかに?

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2015年6月17日のニュース