スラムダンク奨学生に北陸学院・酒井選手 来春から米国留学

[ 2015年6月15日 10:33 ]

 漫画「スラムダンク」作者の井上雄彦氏、集英社などが主宰する「スラムダンク奨学金」の第9期奨学生が石川・北陸学院高3年の酒井達晶選手(18)に決まり、15日発表された。

 同奨学金は、日本の高校を卒業後、米国の大学あるいはプロとして競技継続の意思と能力を持つ情熱と才能にあふれた選手をプレップスクール(私立の大学準備校)に派遣し、学費や生活費を援助するもの。「SLAM DUNK」のジャンプコミックス発行部数が2004年夏に1億部を突破したことを記念して、井上氏の感謝の気持ちを具体化するものとして06年に設立された。

 酒井選手は1メートル70、ポジションはガードでウインターカップ2014に出場、主将を務めた。来年4月から14カ月にわたり、コネチカット州セントトーマスモアスクールに入る予定だ。

 井上氏は酒井選手に「バスケットを始めたばかりの頃のように、ひょっとしたら周りは自分よりデカくて上手いヤツばかりかも知れません。コートに叩き付けられることもあるかも知れません。だからこそ、バスケットを始めたばかりの頃のように、そんな毎日を楽しみ、大きくたくましく成長してくれることを願ってやみません」とメッセージを送っている。

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2015年6月15日のニュース