JOC専務理事“冨田問題”で謝罪 水連「復帰は彼次第」

[ 2015年6月4日 19:21 ]

 仁川アジア大会期間中の昨年9月の窃盗事件で有罪判決が確定することになった競泳の冨田尚弥選手について、同選手を日本選手団から追放した日本オリンピック委員会(JOC)の青木剛専務理事は「あらためて選手団からこうした選手が出たことは大変残念だし、おわびする」と謝罪した。青木氏はアジア大会で団長を務めた。

 日本水連は冨田選手に来年3月末までの選手登録停止処分を科しているが、その後のリオデジャネイロ五輪代表選考会には出場できる余地を残した。泉正文専務理事は「連盟としての判断は変わらない。復帰するかは彼の判断次第」と述べ「選手を続けるにせよやめるにせよ、前を向いて頑張ってもらいたい」とエールを送った。

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2015年6月4日のニュース