羽生 真央現役続行に「うれしいという言葉に尽きる」

[ 2015年6月1日 13:24 ]

「羽生結弦選手と共にいのちと献血の大切さを考えるイベント」イベントに出席した羽生結弦
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 フィギュアスケートのソチ五輪金メダリスト・羽生結弦(ゆづる、20=ANA)が1日、都内で「羽生結弦選手と共にいのちと献血の大切さを考えるイベント」に出席し、浅田真央(24=中京大出)の現役続行表明を喜んだ。

 羽生は「現役続行はものすごく勇気が必要だったと思う。いろんなことを思われたと思う」と気遣いながらも「一選手としてニュースを聞いてすごくうれしかったと共に、一ファンとして試合でまた彼女の演技が見られるというワクワク感をいただけたので、うれしいという言葉に尽きる」と手放しで喜んだ。

 自身は昨シーズン、リンクでの衝突事故や腹部の手術など困難に直面したが、「アクシデントがあり、皆様にはご心配おかけしたと思うが、健康に非常に気を使って選手生活を大切にしながら来シーズンはやっていきたい」と決意を新たにした。練習の仕方も見直したと話し、「(演技)直前の6分間練習でどうやって自分を持っていくのか、考えるきっかけになりました」と前向きに捉え、「コンディションを保って技術向上を目指し、来シーズンを迎えたい」と話した。

 来シーズンのプログラムについては「だいぶ構成が立ってきているので、その構成に向けて体力作りをしていきたい。健康であること、万全のパフォーマンスができることを常に注意してやっていこうと思ってます」と意気込んだ。

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2015年6月1日のニュース