セブンズ代表を優先契約 五輪予選まで101日間拘束し強化

[ 2015年5月29日 05:30 ]

男子7人制日本代表候補を発表した本城和彦・五輪セブンズ部門長(右)と瀬川智広ヘッドコーチ

 日本ラグビー協会は28日に都内で会見を行い、11月7、8日に香港で行われる7人制ラグビーの16年リオデジャネイロ五輪アジア予選に向けた男子日本代表候補23人を発表した。

 主将の坂井克行(豊田自動織機)ら19人に加え、9月にW杯を控える15人制代表候補からもリーチ・マイケル(東芝)ら4人を選出。瀬川智広ヘッドコーチは「重圧がかかると思うが、どんな試合でも力を発揮できるタフなメンバーを選んだ。予選に勝ち、アジアの代表になりたい」と言葉に力を込めた。

 強化体制も盤石だ。今月まで行われていたセブンズワールドシリーズでは、トップリーグと日程が重なった序盤戦で選手招集が難航し、わずか1季でコアチームから降格する要因となった。そこで日本協会は大学生を除く19人と、代表活動を最優先させるための書面契約を交わす。8月にはオーストラリアと合同合宿を行うなど、予選まで計101日間を拘束して強化。本城和彦・五輪セブンズ部門長も「(契約は)15人制に準じている。101日を費やして五輪切符を目指す」と話した。

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2015年5月29日のニュース