福島 リレー巻き返しに意気込み 10日ゴールデンGP川崎

[ 2015年5月10日 05:30 ]

陸上のセイコーゴールデングランプリ川崎開幕を控え、記念写真に納まる高瀬(後列右から2人目)、福島(前列中央)ら出場選手

 10日に行われる陸上のセイコーゴールデングランプリ川崎(等々力)の記者会見が行われ、女子短距離の福島千里(北海道ハイテクAC)が巻き返しを誓った。福島は400メートルリレーに出場予定。世界リレー(バハマ)ではバトンミスで失格に終わっただけに「日本記録を目標に、世界選手権、五輪につながるタイムを出せるようにみんなで頑張りたい」と力を込めた。また、200メートルにも出場し、世界選手権(8月、北京)の参加標準記録の23秒20の突破を目指す。

 ≪張培萌、9秒台へ相乗効果期待≫男子100メートルで10秒00の自己記録を持つ中国の張培萌(チョウバイメイ)は「今季屋外での初戦。いいスタートになるレースをしたい」と意気込んだ。3月のテキサスリレーで桐生祥秀(東洋大)が追い風参考で9秒87をマークしたことに触れ「中国でも9秒台突入が注目されている。日本と中国は差も縮まり、良いライバル。どう欧米に対抗するのか共通の目標がある」と相乗効果を期待していた。

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2015年5月10日のニュース