白鵬、次なる目標は「歴代最多1047勝」 初日は逸ノ城と対決

[ 2015年5月9日 05:30 ]

高島屋クレジットの小島一彦社長(左)、新宿高島屋の安田洋子店長(右)と並ぶ白鵬

 大相撲の夏場所(10日初日、両国国技館)で35度目の優勝と2度目の7連覇を狙う横綱・白鵬(30=宮城野部屋)が新たな目標として元大関・魁皇(現浅香山親方)が持つ歴代最多の通算1047勝(序ノ口デビュー以降)を挙げた。

 8日、東京・新宿高島屋で行われた浴衣贈呈式に出席。ゴールド地に赤いバラがちりばめられた新しい浴衣で登場し、意気込みを問われると「最近の目標に1047勝というのがある。現在は909勝ですから」と話した。記録達成までは残り138勝。昨年も年間81勝を挙げており、順調にいけば2年以内に達成する見通しだ。

 この日の取組編成会議で対戦が決まった夏場所初日の逸ノ城戦が、その第一歩となる。過去4戦は全く危なげなく勝利。場所前の稽古でも2度胸を出して圧倒しており「初日満員御礼にふさわしい、いい相撲を取りたい」と余裕たっぷりだ。初日の5月10日は母の日、そして長女・愛美羽ちゃんの8歳の誕生日でもある。「いい報告ができるようにしたい」とさまざまな意味を持つ通算910勝目に向けて気合を込めた。

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2015年5月9日のニュース