鶴竜再起は「本人の努力次第」北の湖理事長、遠藤にも言及

[ 2015年5月7日 19:10 ]

 日本相撲協会の北の湖理事長(元横綱)は7日、大相撲春場所に続いて左肩痛で夏場所を全休する横綱鶴竜について「自信を失わず、常に体をつくっておくこと。(再起は)本人の努力次第だ」と述べた。

 理事長も現役時代の終盤、膝などの負傷で3場所連続全休を含む6場所連続休場を余儀なくされた。経験を踏まえ「横綱は土俵から離れれば離れるほど不安になり、精神面も追い込まれる。夏場所後の休み明けからでも、関取衆と稽古をどんどんやらなければいけない」と注文を付けた。

 左膝負傷を抱えながら強行出場する意向の幕内遠藤にも言及し「膝は急に治るのが困難。悪化させなければいいが、本人が取れるというならば大丈夫だろう」と話した。

続きを表示

2015年5月7日のニュース