鶴竜、夏場所も全休 左肩痛完治せず「ベストな状態で臨みたい」

[ 2015年5月7日 16:28 ]

夏場所の休場を表明する横綱鶴竜

 左肩を痛めている大相撲の横綱・鶴竜(29=井筒部屋)が3月の春場所に続いて夏場所(5月10日初日、両国国技館)も休場することになった。7日、東京都墨田区の井筒部屋で横綱本人が会見し「きょう検査をしてもらい、肩の内側の傷がまだ治っていないので(完治まで)1カ月かかると言われました。(横綱は)結果を残さないといけない。そういう地位なので。出るだけでは駄目。ベストな状態で臨みたい」と説明した。

 横綱がケガで2場所連続以上全休するのは、03年初場所~夏場所まで3場所連続で休んだ武蔵丸以来となる。07年の秋場所と九州場所を休んだ朝青龍はサッカー騒動による出場停止だった。鶴竜の休場は平幕だった08年九州場所、先場所と合わせて計3度目となる。

続きを表示

2015年5月7日のニュース