錦織、フルセットの末に勝利「勝負を分けたのは少しの集中力の差」

[ 2015年5月7日 09:24 ]

フルセットの末にゴフィンを下し、3年連続で3回戦に進出した錦織圭(AP)

マドリード・オープン男子シングルス2回戦 錦織圭 6―2、4―6、6―4 ダビド・ゴフィン

(5月6日 スペイン・マドリード)
 世界ランキング21位のダビド・ゴフィン(24=ベルギー)をフルセットの末に下し、3年連続で3回戦進出を決めた錦織圭(25=日清食品)は「どっちが勝ってもおかしくない試合。勝負を分けたのは少しの集中力の差だった」と、苦しんだ試合を振り返った。

 前回の対戦でストレート勝ちしていた相手に対し「ほぼ最高のテニスができた」という第1セットは最初のゲームをブレークすると4ゲームを連取して6―2と圧倒したが、第2セットは4―5からゴフィンにブレークを許して4―6。そして第3セット、お互いに1ブレークずつして迎えた4―4からブレークに成功して6―4。本人の言葉通り、勝負所で高い集中力を発揮した。

 「2セット目以降は攻めのタイミングが少し遅れた」と反省の言葉を口にした錦織。「3回戦からは攻めるテニスを取り戻したい」と、地元スペインのロベルト・バウティスタ・アグト(27)と対戦する次戦に目を向けた。

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2015年5月7日のニュース