太陽誘電が初勝利　豊田自動織機、全勝対決制し３連勝

　日本女子ソフトボールリーグ第１節最終日は習志野市など２会場で６試合が行われ、太陽誘電はエース藤田倭投手（２４）の投打にわたる活躍で伊予銀行を３―１で下し初勝利。豊田自動織機は、佐藤光紗内野手（２５）が２安打４打点の活躍でデンソーとの全勝対決を制し、開幕連勝を３に伸ばした。

　太陽誘電はエースで４番の藤田が活躍して今季初白星を挙げた。２回無死から中越えに先制本塁打。６回には中越え二塁打を放った。投げては最終回にソロ本塁打は打たれたものの、４安打１失点の力投。開幕から３試合全てで先発し、やっとつかんだ初白星に「完封でなかったが、勝てて本当によかった」と笑顔。「決勝トーナメントに行けるように頑張りたい」と話していた。

　≪１２得点で快勝≫豊田自動織機はデンソーとの全勝対決を制して３連勝を飾った。２回１死に佐藤が右越えソロ、２死からは山科の左越えソロで２点を先制。失策などもあり９安打１２得点で快勝。佐藤は今季１号に「気持ちだけで打った」と会心の笑み。丹下淑裕監督は「まだ始まったばかり」と３連勝に気持ちを引き締めていた。

伊予銀行（１勝２敗）
　０００　０００　１─１
　０２０　００１　Ｘ─３
太陽誘電（１勝２敗）
　（伊）木村―池田
　（太）藤田―佐藤

デンソー（２勝１敗）
　００１　０２０　０─３
　０２２　０２６　Ｘ─１２
豊田自動織機（３勝）
　（デ）トレイナ、近藤、ヘンダーソン―山沢
　（豊）リケッツ、栗田―キャスティーヨ

戸田中央総合病院（１勝２敗）
　１３０　００１　０─５
　１６２　０４０　Ｘ─１３
ホンダ（２勝１敗）
　（戸）五味、ウィリアムソン、中村―篠田、チェデスター、篠田
　（ホ）金尾、メロー、長谷川―田井

ビックカメラ高崎（２勝１敗）
　０２０　０２１　０─５
　０００　０００　０─０
ペヤング（１勝２敗）
　（ビ）浜村―我妻
　（ペ）菊池、金沢、貫―古関

日立（１勝２敗）
　０２０　０００　０─２
　０４０　０００　Ｘ─４
ＳＧホールディングスグループ（１勝２敗）
　（日）泉、山中―清原
　（Ｓ）パーナビー―山科

トヨタ自動車（３勝）
　０２１　２１７　１─１４
　２００　１００　４─７
ＮＥＣプラットフォームズ（３敗）
　（ト）平原、アボット、中村、細野―渡辺、林
　（Ｎ）三木、豊永―中島