錦織 次戦へ左股関節に不安か、1週間インターバルで回復努める

[ 2015年4月27日 04:10 ]

バルセロナ・オープンを制し声援に応える錦織(AP)

男子テニス バルセロナ・オープン

(4月26日 スペイン・バルセロナ)
 バルセロナ・オープンで見事に連覇を達成した錦織圭(25=日清食品)だが、次戦に向けて不安要素も浮上した。「ちょっと危ないですけど(次の試合まで)1週間ある。きょうは最後の試合なので全部出し尽くすと決めてやっていた。まあ大丈夫だと思います」

 試合前のウォーミングアップ時から左股関節付近を念入りにマッサージしており「体(の状態)は100%ではなかった。最初はそれを気にして試合に100%集中しきれてなかった」。試合を終えてコートから引き揚げる時も足をひきずり気味だった。アフターパーティーでの優勝者恒例イベントとなっているプールダイブでも、プールに近づく足取りはおそるおそる。左股関節であれば昨年も痛めている部位で今後のことを考えれば気がかりだ。

 次戦のマドリード・オープンは来月3日に開幕する。上位シードの錦織は2回戦からの登場で、さらに回復期間が取れる。クレー初戦で優勝したいい流れを途切れさせないためにも、日本のエースは激闘からのリカバリーに全力を注ぐことになりそうだ。

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2015年4月27日のニュース