マラソン今井 世界陸上へ硬さ・高低差・黄砂の3K攻略だ

[ 2015年4月17日 05:30 ]

 陸上の世界選手権(8月、北京)男子マラソン代表の今井正人(トヨタ自動車九州)、前田和浩(九電工)、藤原正和(ホンダ)が、本番コースの下見を終えて成田空港に帰国した。

 終盤10キロを実際に走った3人が攻略の鍵に挙げたのが(1)硬さ(2)高低差(3)黄砂の3K。今井は「路面が硬い印象。フラットなコースだが、緩やかなアップダウンや橋がある」と話した。前田も「きのう(15日)は黄砂が凄かった。50メートル先が見えなかった」と証言。本番も気象状況によっては黄砂が舞う可能性もあるが、対策については「レース直前までマスクをするしかない。条件はみんな一緒」と話した。

 トヨタ自動車九州の森下広一監督は「路面の硬い北海道で走って、足をつくる」と対策に乗り出す考え。今井も「見たのと聞いただけでは違う」と収穫を強調し、本番につなげる。

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2015年4月17日のニュース