伊藤美誠 凱旋試合は3位、会見では見事な“返球”も

[ 2015年4月12日 20:09 ]

 卓球の日本リーグ・ビッグトーナメントが浦安市内で男女20選手のシングルスで行わ

れた。女子は世界選手権代表の伊藤美誠(14=スターツ)が準決勝で同代表の平野早矢香(30=ミキハウス)に1ー3で敗れ3位。平野は決勝で前田美優(18=日本生命)を3ー1で下し、初優勝を飾った。

 伊藤は3月のドイツ・オープンを最年少となる14歳152日で制し、凱旋試合となっ
た今大会。「世界選手権に向けて試す大会だった。自分の展開に持っていけた」と手応えを口にした。

 ドイツ・オープンでの勝因を問われると「精神的な部分が上がっている。競っていると
ころで強気なプレーが出せるようになった」と胸を張った。

 この日は会見の最後に、司会進行役から「最後にひとこと、お願いします」と珍しい“フリ”を受け、少し戸惑う表情を見せたが、「世界選手権では目標を達成できるように頑張るので、応援宜しくお願いします」と笑顔で返答。速攻型のプレースタイルのように見事な“返球”を披露していた。

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2015年4月12日のニュース