日本ラグビー協会 森会長が退任の意向 五輪業務に集中希望か

[ 2015年4月6日 05:30 ]

日本ラグビー協会会長職を退く意向を持っている森喜朗元首相

 日本ラグビー協会会長の森喜朗元首相(77)が、会長職を退く意向を持っていることが分かった。役員改選が行われる6月の理事会、評議員会で決定する見通しだが、日本協会は慰留する考え。森会長は昨年1月から20年東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長を兼任。ラグビーの19年W杯日本大会を控えて多忙となり、五輪関連の業務に集中したい考えがあるとみられる

 。先月には肺がんの手術を受けたことを明らかにした。05年に就任した森会長は現在5期目でW杯日本大会の招致に尽力。矢部達三専務理事は「これからもやっていただきたいが、体調面や多忙な状況は考えないといけない」と話した。関係者によると、退任した場合の後任には元日本商工会議所会頭で19年W杯組織委財務委員長の岡村正・東芝相談役(76)らの名前が挙がっている。

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2015年4月6日のニュース