豪栄道「タン、ハラミ好き」２９歳“ニクパワー”で初優勝だ

「まずは優勝」と書かれたケーキを贈られて笑顔の豪栄道

　大相撲の夏場所（５月１０日初日、両国国技館）で初優勝を狙う大関・豪栄道が６日、２９歳の誕生日を迎えた。５日の静岡巡業の支度部屋では一足先に誕生日ケーキが届けられ満面の笑み。「まずは優勝」と書かれたケーキのプレートを見て「目指して頑張ります」と２０代最後の年に賜杯を抱くことを約束した。

　年齢については「子供の頃に２９といったらおっさんと思っていたけど感覚は変わらない。気持ちは若い」とアピールした。

　「２９」は「にく」とも読める。全国各地の焼き肉店マニアでもある和製大関は「タン、ハラミが好き」とこの日もプレゼントされた焼き肉弁当をぺろり。大関昇進後は８、５、８、８勝と低調で、白鵬らモンゴル人力士に話題を独占されている。「疲れやすくはなっているけど、まだまだ全然動ける」と“焼き肉パワー”で現役生活を全うする。