小平帰国 来季も練習拠点は「王国」オランダ

[ 2015年4月3日 05:30 ]

スピードスケートのワールドカップ女子500メートルで種目別総合優勝を果たし、帰国した小平奈緒

 スピードスケートのW杯女子500メートルで、日本人女子として24年ぶりに種目別総合優勝を果たした小平奈緒(28=相沢病院)が、来季も練習拠点をオランダに置く意向を示した。

 大きなトロフィーを抱えて成田空港着の航空機で帰国した小平は「お金もかかるので(所属の)病院と交渉中。希望としては(18年平昌=ピョンチャン)五輪に向けてどうなるのか、1年だけでは分からないので。5月には行きたい」と話した。

 今季は米国勢がW杯前半戦不参加で、最終戦もポイントトップだった五輪2連覇中の李相花(韓国)が欠場した。本人も「自分が頂点という感じじゃない」と分析しており、3年後に向けさらなる進化の必要性を自覚している。

 今季の好成績を「メンタル(面の要因)が8割」としており、技術を磨くためにも2年連続でスケート王国に単独武者修行する。

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2015年4月3日のニュース